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二酸化塩素Q12
「現場で二酸化塩素を生成するから(一般的には「2剤式」)、
水溶液みたいな濃度低下がないんですよ」と言われたけど?


二酸化塩素A12:現場生成タイプのご利用は熟練が必要です現場混合タイプの二酸化塩素には熟練が必要です

確かに(純粋)二酸化塩素水溶液は濃度低下の問題を有します。

しかし、現場で薬液を混合、二酸化塩素を生成したとしても、

1.十分に反応しきらない
2・完全に反応している間に(特に開放条件下では)揮発してしまう
3.有機酸使用の場合は、生成された二酸化塩素自体が有機酸を酸化分解(つまり二酸化塩素も分解)してしまう

等から、高濃度を確保することは困難です。
一言でいえば「反応効率が悪い」ので、かなりの低純度に甘んじなくてはなりません。
現場生成タイプの二酸化塩素が、時に二酸化塩素らしからぬ殺菌力しか有しないのはその為です。

そのために、現場生成タイプで無理に高濃度を確保しようとすると、非常に高濃度の薬液同士を混合をすることから反応が急激になる場合が多々、あります。
そのために高濃度の二酸化塩素ガスの発生や二酸化塩素ガスの吸飲等の危険が伴い、それに対応する熟練を要するので容易にはお薦めできません。
また混合原液によっては毒劇物等に相当する場合もありますので、いずれにしても、ご使用の場合には「SDS」の入手をお薦め致します。
※「ハロゲン・マスク着用」は、二酸化塩素だけでなく、オゾンや塩素、その他の化学物質でも安全対策の基本になります

これらの理由から、一般的には「製造装置」が必要とされるのですが、上記課題のいくつかはクリアーする方法もありますし、コスト的にはお勧めの方法ではあります。
二酸化塩素に関する十分な知識・技術は必須となりますが、現場での生成タイプは特に純度が問題とならない場合には、非常にリーズナブルに二酸化塩素を得ることが出来る手法ですので、どうしても必要な場合は別途お問合せ下さい。

尚、弊社取扱の「純粋二酸化塩素水溶液」は少量・一個口からほぼ受注生産の体制にて製造・送付しています。
その為、実質的に製造装置を購入して製造した場合と同等の高純度の二酸化塩素水溶液をご利用頂けますので、あわせてご検討下さい。


二酸化塩素FAQリスト

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二酸化塩素FAQ06:「安定化二酸化塩素だから安全なんですよ」と言われたけど?

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二酸化塩素FAQ11:二酸化塩素が「SARS」に効果があると聞いたのですが?

二酸化塩素FAQ12:「現場で二酸化塩素を生成するから(一般的には「2剤式」)水溶液みたいな濃度低下がないんですよ」と言われたけど?

二酸化塩素FAQ13:「○%という高濃度の二酸化塩素はウチだけ」と言われたんだけど?

二酸化塩素FAQ14:「この二酸化塩素はウチにしかないんですよ」と言われたけど?

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