もちろん様々なケースがあるので一概には申し上げられないのですが、よくお伺いするご質問です。
ほとんどは「安定化二酸化塩素」だと言って良いのですが、適切な濃度の二酸化塩素が得られていないなど、説明もしくは使用方法が間違っているケースが非常に多く御座います。
二酸化塩素は「酸化物質」ですので、適切な濃度や用法で「酸化分解する対象物」に用いれば、効果的に機能します。
※「安定化二酸化塩素」は、二酸化塩素ガスを徐々に放出するため、急を要するなどの場合には、適さないケースも多くあります
※「安定化二酸化塩素」の「活性化」には危険性が伴うため、弊社では「熟練者限定」としてご案内申し上げております
上記と非常に似ている、あるいは重なっているケースが多いのですが、「そもそも二酸化塩素成分が入っていない」というケースも、非常に多く伺う事例です。
「安定化二酸化塩素なので臭気がない」として販売されている商品に二酸化塩素成分が含まれておらず、他の殺菌成分が入っていた(なので殺菌効果はあるのに消臭効果がない、あるいは、その逆)、あるいは塩素剤が用いられていて「二酸化塩素のような効果はあるけど二酸化塩素品ではない」という、ちょっと驚くようなお問合せやご相談も珍しくありません。
これらには、二酸化塩素濃度の計測が非常に難しいということも原因していると考えられますが、二酸化塩素の知識が豊富な業者さんから、十分な情報を頂きつつご利用ください。
二酸化塩素は「黄緑色~茶褐色(高濃度)を呈する」という色彩的特徴と、「オゾンと塩素の混合臭」とでもいう独特の臭気的特徴が御座います。
「安定化二酸化塩素」では、この特徴が著しく乏しいですが、「活性化」した際には、これらの特徴が現れますので容易に判別出来ます。
なお最も簡易で比較的、安全な「安定化二酸化塩素の活性化方法(かつ二酸化塩素の分解方法)」は「紫外線照射」です。
紫外線強度に依存しますが、紫外線下に置かれても色が変わらない、臭気(ガス)もないという場合には、二酸化塩素ではない場合が御座います。
★ ご注意下さい ★
安定化二酸化塩素を「活性化」する際には、屋外などの換気の良い安全な場所で、保護具を用いる等の注意を怠らないよう、十二分にご注意ください
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