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二酸化塩素FAQ2


二酸化塩素の「基本的なFAQ」も、再度、お問合せを整理しながら少し触れさせて頂くだけで、あっという間に20を超えてしまいました。
引き続き多くお寄せ頂くご質問の中から、頻繁にお伺いするご質問について記載させて頂きますが、「二酸化塩素FAQ1」の内容を前提としておりますので、ぜひとも合わせてご覧ください。
特に「二酸化塩素FAQ1」の文頭に記載している『「純粋二酸化塩素(水溶液)」と「安定化二酸化塩素」について』記載の内容は非常に重要なものですので、再度、ご確認下さい。
※なお本FAQの内容は、弊社の把握している出来るだけ最新かつ客観的な情報に基づき作成しておりますが、新しい知見・情報等により変更することがありますので予め御容赦願います

二酸化塩素に関する話題、「二酸化塩素etc.」も合わせてご覧下さい


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FAQ20以前はコチラです

二酸化塩素FAQ21:安定化二酸化塩素は効果がないんですよね?

二酸化塩素FAQ22:二酸化塩素ガスとはどのようなものでしょうか?

二酸化塩素FAQ23:二酸化塩素は新型コロナウイルスに効果がありますよね?

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Q21:安定化二酸化塩素は効果がないんですよね?

A21:そのままでは「二酸化塩素(ClO2)換算」の効果は得られませんが、相応の効果(酸化力)はあります安定化二酸化塩素の効果と安全性

「安定化二酸化塩素には二酸化塩素(ClO2)ほどの効果(酸化力)はありません」と申し上げると、極端に「安定化二酸化塩素は効果がない」とのご反応を頂くことがあります。

「安定化二酸化塩素」の主成分は第一には亜塩素酸塩系、次いで塩素酸塩系があり、比較的、データの多い「亜塩素酸ソーダ(NaClO2)」が分かりやすく、データ類のご確認もしやすいかと想いますので例に挙げると、まず「亜塩素酸ソーダ」の場合、食品添加物の殺菌剤として認められており、殺菌データも多くみられます。
※「食品添加物」には「使用可能な塩素系殺菌料の使用基準 」という文書があり、「かずのこの加工品(干しかずのこ及び冷凍かずのこを除く。以下この目において同じ。)、かんきつ類果皮(菓子製造に用いるものに限る。)、さくらんぼ、食肉、食肉製品、生食用野菜類、卵類(卵殻の部分に限る。以下この目において同じ。)、ふき、ぶどう及びもも」が使用対象として挙げられています(参考:日本食品化学研究振興財団

活性化していない場合、(あるいは自然)生成される二酸化塩素が実質的な効果の主成分とはなりますので、少なくとも原液に含まれる二酸化塩素濃度次第という面もあるにせよ、まったく効果がないにも拘わらず食品添加物に認可されることはありません。
当然ながら、「安定化した状態の安定化二酸化塩素」であれば、その効果は同濃度の「二酸化塩素 (ClO2)」の効果とは比較になりませんが、「安定化二酸化塩素」とは言えど、ごく低濃度でも活性化は生じはしますので、まったく効果がないということではありません。

むしろ弊社で懸念するのは、「安定化二酸化塩素」は紫外線などによって容易に活性化して二酸化塩素ガスを発生させるため、特にご家庭でご利用の際に、日当たりの良いところに置いてしまい、不用意な活性化により二酸化塩素ガスを吸引してしまうような事故を生じないか、ということ(安全面)です。
「効果がない」だけであれば、最悪、次回以降の購入を見送れば済むだけの話なのですが、事故となると、それだけでは済まない可能性があります。

弊社でも常に申し上げてきているのですが、「効果と安全性は交換関係」にあります。
賢者、パラケルススの格言、
「全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」
(独語:Alle Dinge sind Gift und nichts ist ohne Gift; allein die Dosis macht es, dass ein Ding kein Gift ist.)
を、厳なる戒めとして銘記すべきでしょう。

もちろん効果がないのも困りますが、それ以上に、是非とも安全第一でご検討頂ければと存じます。

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Q22:二酸化塩素ガスとはどのようなものでしょうか?

A22:空気より重く、水によく溶け、人体に対しては気管や粘膜を刺激します安定化二酸化塩素の効果と安全性

「二酸化塩素ガス」については広く説明されていますが、意外と触れられていないのが「二酸化塩素ガスの重さ」でしょうか。
「二酸化塩素ガスの相対蒸気密度」は、空気を「1」とすると、 「2.3」だと言われています(日本語版ICSCに同じ)。
※少し細かくなり過ぎるかもしれませんが、上記の「二酸化塩素ガスの相対蒸気密度」は、空気の分子量を「28.96(g/mol)」で表した場合、二酸化塩素の分子量が「67.45(g/mol Cl=35.45、O2=32として)」となることから算出されます(67.45÷28.96=2.329…)

さて、このように二酸化塩素ガスは重いガスなので、「(空気中で)下に沈む性質」があり、このことが小さいようながら、実は重要な性質とされます。
たとえば二酸化塩素ガスによって燻蒸処理(たとえば炭そ菌テロなどのケース)をする場合、二酸化塩素は対象空間の「上部」に向かって噴霧、あるいは噴射しなくては効果が出ないか、少なくとも空間上部に対する効果は出にくいということだからです。
逆に、この性質は、沈降する性質の対象に対して、二酸化塩素が非常に有利に働くということも意味します。二酸化塩素ガスを噴霧した場合は、その空間は基本、無人であるべきなので「空気の動き」は乏しい可能性が高いですが、その場合でも、二酸化塩素は低位置に対して有利に機能するということです。

続いて「二酸化塩素ガスの水溶し易さ」については何度か触れてきていますが、一般的に二酸化塩素の水溶性は「2.9g/L(2,900ppm)」と言われます。
なお「(日本語版)ICSC」では、この数値が「8 g/L(8,000ppm、20℃) 」となっておりますが、人為的に超高濃度反応を試みて過剰反応(二酸化塩素ガスを継続的に反応、生成)させ続けた場合でも、その上限値は「4g/L(4,000ppm)」程度が、せいぜいの上限となるため、この差異については不明な部分が御座います(「ICSC」の数値が実測値でなく理論値で、一般的にも測定時には「希釈」が必要になる(高濃度のままの測定は困難)ため、その間に濃度が低下している可能性はあります)。
比較参考:酸素の溶存=31 ml/L(20℃ 同上、「(日本語版)ICSC」より)

最後に、重要な人体への影響ですが、気管や呼吸器官への強い刺激が最大の懸念点で、更に目などの粘膜部への刺激が指摘されています。
これらは、もちろん二酸化塩素特有のものではなく、化学物質、特にハロゲン系の物質一般に見られる人体への影響(毒性)ですが、二酸化塩素の臭気の閾値は低いものとされており、気づかない可能性がある点に注意が必要です。
塩素系薬剤やオゾンなどと同様、二酸化塩素のSDSにも「ゴーグル、マスク着用」が注意事項として記載されていることには、是非ともご留意ください。

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Q23:二酸化塩素は新型コロナウイルスに効果がありますよね?

A22:酸化剤一般の性質上から効果は期待できても、当局および感染症専門家の指示に従ってください安定化二酸化塩素の効果と安全性

SARSやインフルエンザの際にも同様のお問合せを頂いていますが、「新型コロナウイルスに効果があるのでは?」というお問合せを伺うことがありますので、簡単にご説明申し上げます。

まず「二酸化塩素の効果」は基本的に「酸化」によるものであり、単純な効果面だけを見るならば塩素剤やオゾンに類似しています。しかし残留性や揮発性、pHの影響等々に対する挙動は相当程度、物質ごとに異なるため、それぞれを使い分ける必要があります。あるいは使い分けることで効果的に使用することが可能です。
続いて(新型)コロナウイルスはエンベロープ(保護膜)を有するタイプとされており、酸化剤一般に効果(エンベロープを酸化破壊する)が期待できるだろうとは言えるようですが、弊社よりご返答できるのは「二酸化塩素も酸化剤です」ということまでになります。

(1)今後、どのような感染防止策が打ち出されるかはわかりませんが、そもそも二酸化塩素に限らず、オゾンでも塩素でも、これら酸化剤を空気中に散布する方法が推奨されるかは疑問です。むしろ不要な酸化によって粘膜が傷つくなどすれば感染を誘発しかねないため、むしろ弊社としては控えて頂きたいと考えます(もちろん専門家の評価、推奨等があれば、この限りではありません)。
※最新ではWHO・厚労省からは消毒剤(特に次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム)の空間噴霧につき注意喚起が出ています
参考:新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ) 5. (補論)空間噴霧について

いずれにしても、まずは当局の指示に従って感染予防に努めてください。

(2)なお手指洗浄等に(特に日常的に)用いるにも、やはり酸化剤は不適当ではないかと考えます。
このことは、一般に台所などで用いられる「塩素剤」を手指の洗浄に常用するのが妥当かを考えて頂ければご納得頂けるのではないかと存じます。効果の有無だけでなく、やはり効果と安全性のバランスが重要になってくるということです。
結果、通常の第一選択肢としてはアルコールということになるようですが、アルコールもまた脱脂効果を有する等から、石鹸を用いた洗浄も推奨されるようです(コロナウイルスするのようなエンベロープを有するタイプのウイルスは、石鹸によって脂質を多く含むエンベロープを破壊されて不活性化されるという説があります)。

Covid-19対策は一時的でない独自の注意事項も多いため、やはり専門機関の指示に従って対処あして下さるよう、お願い申し上げます。

(3)また、床や器具等の洗浄では、酸化剤を用いることが有効である可能性はあるかと存じますが、第一選択肢としては安価な塩素剤が推奨されるかと思われます。
ただ、この利用方法に関しては二酸化塩素を選択されるケースも出てくる可能性はあります。過去、弊社に限っても相当数のお客様によって「劣化等が(特に安定化)二酸化塩素では見られない」との経験的評価とともに、継続してご利用頂いているからです。
ただし二酸化塩素が酸化剤であることに変わりないことから、上記経験的評価に反し化学的には酸化、つまり腐食は生じるはずで、その旨については弊社からもお客様にお伝えしております。
※酸化電位などの差異が影響する可能性などを示唆されたことはありますが、特段のエビデンスなどは御座いません

いずれにしても、上記したことも舌足らずな点が多々あり、これらの詳細については当局や感染症専門家からの情報に従ってください。
また基本的に、企業はどこまでいっても企業でしかなく「感染症の専門家」ではないことを、今一度、思いおこして頂ければと存じます。

参考)NIID(国立感染症研究所) コロナ・ウィルス

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